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自分を裏切って箱に入ってしまっていませんか?『自分の小さな箱から脱出する方法』

自分の小さな「箱」から脱出する方法オハヨウゴザイマス!
人間関係って難しいですね。@deepblue_willです。

いろんな方がオススメしていたので「自分の小さな「箱」から脱出する方法」という本を読んでみました。
自分が箱の中にいる限りは、人間関係はいつまで経ってもよくならないし、自分にとってマイナスにしか働かないということ、その箱からでる方法が書かれていました。
なかなか、刺激をうける本だったので紹介したいと思います。

箱の外と中

この書籍のテーマでもある「」とはなにかということをちょっと説明したいと思います。
といっても、本著では「」とはなにかということに言及しているわけではありません。
自分が「箱の外にいるか」それとも「箱の中にいるか」ということに対して書かれています。
その2つの状態が具体的にどんな状況かは以下のとおりです。

箱の外:他人や自分をあるがままの人間としてみている
箱の中:自分や他人を歪んだ目で見ている。他人はいわばモノにすぎない。
(P62)

人間関係において「壁を感じる」なんていう言葉あると思いますが、それに近い感覚なのかなと思いました。
そしてその壁は実は自分が作っているものという話もよく聞くことです。
箱の中にいる間は人をモノとして扱ってしまい、つらく当ってしまいがちです。
モノだったら必要以上の不当な扱いをしても文句をいってこないですからね。
それを上司という権限をもつと人間に対して行うことができてします。
さらに、始末が悪いのがそのモノとして扱われた人間の方もまた箱に入ってしまい、相手のことをモノとみてしまいます。これではいつまで経ってもうまくいきっこないです。
ではどうやって箱の外にでればいいか?
本著では、箱の外に出たいと思った時点で箱の外にでていると言っています。
重要なのは自分が箱の中にいることを自覚すること。

このあたりを読んだ時、あの人に対しては箱の外にでているけど、あの人に対しては箱の中だなと思うようになりました。それだけでもこれからのつきあい方が変わってきそうな気がしました。

自分への裏切りは負の連鎖を生み出す

無事に箱の外に出たとして、それをずっと維持できるかという問題があります。
答えはノーで、「自分への裏切り」で箱の中にまた戻ってしまうことがあります。
そしてさらに悪いことに負の連鎖とも言うべき状態をつくりだしてしまいます。

自分への裏切り

1.自分が他の人のためにすべきと思ったことに背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。
2.いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
3.周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目が歪められる
4.したがって、人は自分の感情に背いた時に箱に入る
5.時が立つにつれて、いくつかの箱を自分の性格とみなすようになり、それを持ち歩くようになる
6.自分が箱の中にいることによって、他の人をも箱の中にいれてしまう
7.箱の中にいると、互いに相手をひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与え合う

(P168)

このあたりを詳しく説明すると、本の半分を説明しないといけなくなるのでしません。
よくわからない方は本を読んでみてください。

例えば、相手のためにこれをやらなきゃという思ったとします。
ですが、そのやらなきゃと思ったことを適当な理由をつけてやらなかったとします。
そうすると、やらなかったことを正当化する理由をいろいろつけます。
よくある話ですね。やる理由より、やらない理由を探したほうがはるかに楽ですから。
そうなると、相手や自分に対して正しい見方ができなくなり、箱に入ってしまうというわけです。
箱の外に出ることで一番重要な「自分が箱の中にいる」という自覚は正しいものの見方ができてないとできないわけですから。

とはいえ、相手のためになると思ったことを正当な理由がないかぎり実践するというのはちょっとハードルが高いと思うのです。
理屈は納得できましたが、実践できるかというとできないと思います。
人間ですから、なんとなく気分がのらないとか十分ありえる話です。
こんなことを思うのは自分が箱の中にいるからなんでしょうか?
箱の外いれば喜んで実践することなのでしょうか?
この当たりがちょっと疑問に思いました。

最後に

社員に対して講義をしていくという物語形式で書かれています。
以前紹介した「明日は今日と違った自分になる『仕事は楽しいかね?』」も同じような構成で書かれていたので、はやっているのですかね。
でも、この構成で書かれているとただつらつらとノウハウが書かれているよりかは、体系的に理解出来ますし、とても読みやすいです。
この本は特に部下がいるリーダー層の方に読んで貰いたい本です。
この本をきっかけに部下や同僚とのつきあい方がいい方向に変わると思います。

ではでは。

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